歯の弱い犬に向けたパンベースの粥。香ばしさと柔らかさを両立し介護にも対応。
これまでの商品はペーストが主流だったが、パンをベースにすることで香りと味の満足度が向上し、介護向けでも楽しめる設計がポイントである。
紙パック150g、玄米パン・ヤギミルク・ささみ出汁
・舌で潰せる柔らかさ ・香ばしい香り ・消化に優しい設計
450円
①香りに反応 ②粥をなめる犬 ③涙ぐむ飼い主
楽天24、チャーム/動物病院、ペットホテル
・介護×美味しさ訴求が新市場開拓 ・香り演出で食欲改善 ・番組特集で認知拡大
名前:李 智花(り ちか) 年齢:38歳 性別:女性(在日コリアン3世) 職業:訪問介護士 年収:380万円 家族構成:母(要介護)、夫、子ども1人、小型犬1匹 居住地 / 出身地:大阪府東大阪市 / 大阪府大阪市生野区
①普段のライフスタイル 早朝から母の介護をし、日中は利用者宅を訪問して介護支援を行う。帰宅後は子どもの夕食を作り、犬と一緒に寝るのが癒しの時間。介護職ゆえに「食事の重要性」を強く認識しており、愛犬にもやわらかくて消化の良い食事を選びたい。
②趣味・関心 韓国の家庭料理を子どもと作るのが楽しみで、YouTubeの『Maangchi』チャンネルでレシピを参考にしている。週末には家族で鶴橋のコリアンタウンを訪れ、調味料や犬用おやつを買い漁る。音楽はNCTやLE SSERAFIMが好き。
③情報収集の仕方 XとInstagramを利用。Instagramでは「介護めし」や「犬のごはん記録」アカウントを毎晩30分チェック。Xではトレンドを毎朝通勤中に確認。『NHK for School』を子どもと一緒に観て情報収集もしている。
④平日の過ごし方 朝:母と子の朝食作り、愛犬に柔らかいフードを与える。 昼:訪問介護の仕事。犬は留守番カメラでチェック。 夜:介護・育児・家事を終えた後に犬と一緒に就寝。
⑤休日の過ごし方 朝:鶴橋市場で買い物。犬用おやつも選ぶ。 昼:家庭料理を一緒に作る。犬にも味付けなしで取り分ける。 夜:韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を観て癒される。
⑥好きな物 ジョンノハットグのチーズドッグ、うさまるのLINEスタンプ、介護用品メーカー『リブドゥコーポレーション』、自然派食品の『生活クラブ』、ホームセンターコーナンのPBペット用品など。人にも動物にもやさしい設計のものに惹かれる。
⑦消費行動の傾向 必要最小限で質重視。介護・子育て・犬の世話と限られた時間で「時短・安心・やさしさ」を基準に選ぶ。PB商品やパッケージに惹かれることは少なく、裏面の成分表示を丁寧に確認してから購入する習慣あり。
⑧犬用フードウェットに対するニーズ 歯が弱い犬でも舌でなめとれるようなやわらかさが必須。パン粥のような温もりがあり、香りが立って食欲を促すと嬉しい。栄養バランスがよく、食べやすさと腹持ちの良さを両立した設計であることを求める。
⑨犬用フードウェットに対するペイン パウチが硬く、内容物を全て取り出しにくい。介護と育児に追われるなかで、スムーズに与えられないとストレス。高齢犬の食欲不振も課題で、香りが弱いと見向きもしない。缶詰は重く、ゴミ捨ても面倒。
10.【商品に求める価値】 やさしい味と香り、適度なとろみと水分量で、犬がリラックスして完食できる構成。軽量で、ゴミ捨てが楽な素材のパッケージ。介護と同様に、手間なく愛情を込められる「食」の形として設計されているとベスト。
11.現在どの代替商品で10を満たしているか 『ロイヤルカナン 高齢犬用ウェットパウチ』を使っているが、香りが薄く、うちの犬は途中で飽きてしまうことが多い。『いなば 低脂肪 とろみスープ』も試したが、腹持ちが悪く、夕方に再度欲しがる。満足度は今ひとつ。