ぬくもりレター

ナノ分類
犬用香水
ミニ分類
犬用リラックスアイテム
新商品の特徴・新しさ

離れて暮らす犬と飼い主を香りでつなぐ“メッセージ型香水”。布やハンカチに香りを染み込ませて郵送できる仕様で、犬の安心行動(においを嗅ぐ、寝床に持ち込む)を促す新しいコミュニケーションツール。

新商品のポイント

これまでの商品は「犬の身体に直接使用」だったが、この商品では「飼い主の気配を運ぶ間接的使用」が可能。香りを通じて距離を埋めるところがポイントである。

新商品の仕様

容量:20ml、容器:スポイト瓶、形状:液体、成分:椿油、ジャスミン抽出、精油ブレンド

新商品の機能

- 飼い主の存在感を香りで伝える - 離れていても安心感を与える - 寝床やぬいぐるみに香り付け可能 - 郵送できる濃縮仕様

新商品の価格

2,500円(税込)

新商品の顧客体験イメージ

Step1:飼い主がハンカチに香水をしみこませて手紙と一緒に送付 Step2:届いた布を嗅いだ犬がしっぽを振って反応 Step3:寝床に布を持ち込み、安心して眠りにつく

新商品の販売チャネル

- オンライン:郵便局オンラインストア、犬用通販「PECO」 - オフライン:文具店併設の雑貨店(東急ハンズ)、羽田空港

新商品のヒット要因

- 単身赴任・学生一人暮らし層から共感を得て話題に - SNSで“香りの手紙”として感動ストーリーが拡散 - ペットとの新しいつながり方としてメディア露出多数

SEEDER Pick
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切り口

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名前:大森 杏理(おおもり あんり)

年齢:22歳

性別:女性(Xジェンダー)

職業:大学生(遠距離の実家から犬と離れて一人暮らし中)

年収:90万円(奨学金+アルバイト)

家族構成:両親(共働き)、弟(高校生)、実家に犬1匹(柴犬・りり)

居住地 / 出身地:東京都杉並区 / 山口県下関市

① 普段のライフスタイル

都内の美術大学に通いながら、映像系制作会社で週3回のインターン。帰宅後は自炊しながら作業用BGMを流し、映像編集やポートフォリオづくりに没頭する。ペット不可のマンション暮らしで愛犬りりとは離れているが、帰省時は片時も離れず過ごす。実家とは週1でビデオ通話。忙しい毎日の中でも「香り」や「手紙」で気持ちを落ち着けるルーティンを大切にしている。

② 趣味・関心

趣味は紙もの文具の収集と手紙を書くこと。渋谷ロフトや蔦屋書店で見つけた海外デザインの便箋やスタンプをコレクションし、推しの映像監督や友人に送っている。映画はA24系のインディーズ作品や、深田晃司・是枝裕和の作品に影響を受けている。最近は香りにまつわる詩や短歌にも関心を持ち始め、Instagramで「香り日記」と題した詩をアップするのが日課。

③ 情報収集の仕方

InstagramのストーリーズとPinterestで、感性に合うライフスタイル情報を収集。文房具系はYouTubeの「さとうの文具チャンネル」や「紙me」なども参考にする。Twitter(現X)はリアルタイム検索のみ。新しい香水や雑貨は@casaBRUTUSなどのメディア経由でチェックする。

④ 平日の過ごし方

朝:7時半起床。朝日を浴びながらパンと紅茶。Spotifyでchill系を流して支度。

昼:大学で講義・課題。合間に近くの「ブックカフェ梟書茶房」で作業と昼食。

夜:帰宅後、香りを焚きながら編集作業。手紙やノートで思考を整理する。

⑤ 休日の過ごし方

朝:ベランダに布団を干し、ラジオを流しながら家事と掃除。

昼:吉祥寺や中野で雑貨・古本屋巡り。帰り道に喫茶店でノートを書く。

夜:実家と通話。犬の寝顔に癒されながら、香り付きの便箋で手紙を書く。

⑥ 好きな物

アナログなぬくもりを感じる物が好きで、手書きの手紙、和紙の便箋、手作りのお香を集めている。ファッションは「KBF」や「UN3D.」など、少しアート寄りのブランドが好み。香水は「AUX PARADIS」のOsmanthusや「SHIRO」のホワイトリリーを日常使い。犬のにおいや布の匂いなど「記憶が宿る香り」が心に響く。

⑦ 消費行動の傾向

大量消費より「感情と記憶」を大事にするタイプ。パッケージの美しさや、物語性・背景のある商品に惹かれる。価格帯よりも「持っていたくなるかどうか」が基準。クラフト市や独立系ブランドのECサイトを定期的にチェックしており、贈り物選びにも時間をかける。犬用グッズも見た目と温度感が重要。

⑧ {犬用香水}に対するニーズ

実家のりりに、たまに「私の存在を香りで届けたい」と感じる。物理的な距離を少しでも埋めるような存在として、手紙とセットで香りを使えたら嬉しい。犬自身が嫌がらない設計で、飼い主からの愛情が感じられるような香りが理想。香水というより「ぬくもりの橋渡し」であってほしい。

⑨ {犬用香水}に対するペイン

犬のための商品は実家で母が選ぶが、どれも「ニオイを消す」ことに重きを置いていて味気ない。香りの“意味”や“記憶”が考慮されていない。遠く離れていても犬との絆を感じられる手段が限られていて、写真や動画だけでは物足りなさを感じていた。

10.【商品に求める価値】

嗅覚を通じて、愛や記憶をやさしく伝えられる香り。布にしみこませて送れる設計、時間が経ってもほんのり香りが残る仕様。香りが言葉の代わりになるような、犬と人をつなぐ“詩的なプロダクト”であってほしい。香水という形式にとらわれすぎない柔軟性が欲しい。

  1. 現在どの代替商品で満たしているか
  2. 「SHIRO フレグランスディフューザー(キンモクセイ)」を自室に置き、使用後のコットンにしみこませて実家に送ったことがある。犬がそれを寝床に運んだと聞き、思わず泣いてしまった。ただし本来は犬用ではなく、安全性や香りの持続性に不安がある。