輪切りのごぼう、にんじん、れんこんと大ぶりのサバを一緒に甘辛く煮付けた“和のおかず缶”。具材すべてが“ごろっと”しており、皿に出せば一品料理として成立する設計。
これまでのサバ缶は魚のみを主役としていたが、この商品では“根菜との合わせ煮”により副菜ではなく主菜化。噛みごたえと食卓映えがポイントである。
内容量:160g、容器:缶詰、形状:切り身サバ+輪切り根菜、成分:サバ、ごぼう、れんこん、にんじん、しょうゆ、砂糖
・サバと根菜を一緒に煮付け ・輪切り野菜の食感が残る ・お皿に盛るだけで一品料理 ・骨までやわらか ・ご飯が進む味つけ
358円(税込)
①夕食を手軽に一品追加したい。 ②缶を開けてそのまま皿に。 ③見た目もボリュームもあり、手作りに見える。
・イオン ・ライフ ・サミット ・Amazonフレッシュ ・楽天市場
・“野菜入りサバ缶”という新スタイルが新鮮 ・ごろっと根菜で健康と満足感の両立 ・盛るだけで料理になる簡便さがヒット
●名前:西園寺 蘭(さいおんじ らん)
●年齢:39歳
●性別:ノンバイナリー(Xジェンダー)
●職業:フードスタイリスト(フリーランス)
●年収:580万円
●家族構成:パートナーと2人暮らし(事実婚)
●居住地 / 出身地:京都府宇治市 / 東京都港区
①普段のライフスタイル
都内での仕事が多いが、居住は京都の静かな住宅地。週の半分は撮影やスタジオでの調理、残りは自宅でレシピ考案や編集作業を行う。自炊率は高く、時短でも見た目・食感・栄養バランスのとれた“映える”料理を日常的に作っている。
②趣味・関心
料理関連のカルチャー全般に興味があり、特に「郷土料理の現代アレンジ」にハマっている。最近は秋田の“がっこ”や鹿児島の“さつま汁”を再構成した料理を作ってInstagramで公開。NHKの『美の壺』や『グレーテルのかまど』を録画して観るのも日課。
③情報収集の仕方
情報収集は平日夜に集中。クックパッドのプロレシピ、YouTube「DELISH KITCHEN」や料理家・飯島奈美さんのInstagramをフォロー。平日朝はスマートニュースでグルメ系だけを絞ってチェック。
④平日の過ごし方
朝:8時前に起床し、軽めのグラノーラとコーヒーでスタート。メールとSNSチェック。
昼:現場撮影がある日はスタジオでスタッフとまかないごはん。ない日は冷蔵庫の余りで即興ランチ。
夜:撮影素材の編集と、試作の調整。食べきれない分はパートナーとシェア。
⑤休日の過ごし方
朝:京阪沿線の八百屋で野菜の掘り出し物を物色。ついでに和菓子屋で新作を確認。
昼:買ってきた食材をもとに「15分クッキング」。写真撮影後、投稿作業。
夜:Netflixで『料理人の休日』を観ながら、翌週の献立と買い出しリストを作る。
⑥好きな物
ローカル感と噛み応えのある料理が好き。特に、ごぼうやれんこんの“土っぽさ”を感じる料理に惹かれる。最近のお気に入りは成城石井の「ごろっと根菜と蒸し鶏のデリサラダ」。食感と彩りの絶妙さが刺激的。
⑦消費行動の傾向
“映えるか、語れるか”が選択の基準。見た目のインパクトだけでなく、ストーリーのある商品や地域性のあるものに弱い。価格帯には寛容で、むしろ「安い理由」が明確でないと避ける傾向にある。
⑧缶詰に対するニーズ
缶詰には“保存食”以上の機能を求めている。開けてそのまま皿に出せて、おかずとして成立すること。根菜がしっかりと歯応えを残した状態で入っていれば、主菜としても副菜としても汎用性が高いと感じる。
⑨缶詰に対するペイン
サバ缶は脂っこい、野菜入りをうたっていても具が潰れていたり溶けてしまっていて、食感がつまらない。ごろっとした食感のある缶詰に出会えたことがほとんどなく、プレート料理に使いづらい。
⑩商品に求める価値
輪切りのごぼうやれんこんの食感が残っていて、サバの旨みと甘辛だれが根菜にしっかり染みている缶詰なら、“和のデリ”としてそのまま出せる。食器に盛るだけで成立する完成度の高さがある。
⑪現在の代替商品
成城石井の「おかずシリーズ」や、ファミマの「根菜と鶏の黒酢あん」は比較的近い。ただどちらも“冷蔵惣菜”なので保存がきかず、缶詰のように常備できる商品は見つかっていない。