平日の夜、仕事を終えて在宅ワークスペースで一息ついている時
45歳
建築設計事務所経営
妻と高校生の娘との3人暮らし
古民家を改装した自宅兼設計事務所で仕事をしており、クライアントとのやり取りもほぼリモート。夜19時には業務を終え、趣味を兼ねた「夜の一杯のエスプレッソ」を抽出する儀式に入る。使っているのはデロンギのセミオートマシン。抽出時の蒸気音、ポルタフィルターの操作感、カップに立つクレマまでが彼にとっての癒し。娘が勉強中の静かな時間にも、音と香りで空間を引き締めてくれる。
DIY、スピーカー自作、北欧建築巡礼(年1回の旅)、Spotifyでのジャズプレイリスト作成。愛読書は『カーサ・ブルータス』『建築知識』『PEN』など。愛用しているカフェ用家具はマルニ木工とカリモク60をミックス。バリスタ誌も定期購読している。
建築系フォーラム(建築討論)、Instagramで世界の建築家をフォロー。YouTubeでは「James Hoffmann」「European Coffee Trip」などコーヒー専門チャンネルを視聴。
朝:6時半起床、自分でドリップした一杯と地元野菜の朝食。 昼:設計とクライアントミーティング、軽食で済ませる。 夜:家族と夕食後、1人でエスプレッソを淹れ静かな時間を確保。
朝:道の駅で朝市の買い物、妻と散歩。 昼:ガレージで木工作業。 夜:映画『グランド・ブダペスト・ホテル』や建築ドキュメンタリーを鑑賞。
アルヴァ・アアルトの照明、ラ・マルゾッコのエスプレッソマシン、ユニクロU、marimekkoの食器、Beoplay A1のスピーカー、バルミューダのトースター。
高価格でも「一生モノ」と感じれば即決。大量消費には否定的。クラフトマンシップや生産背景に惹かれるタイプ。建築と同様、プロダクトにも構造と意図を読み取ろうとする傾向がある。
プロ仕様の抽出感を家庭でも再現したい。ドリップやカプセルでは味わえないクレマの質感やマシン操作そのものの魅力を重視。スチームノズルは使わないが、将来バリスタ機能も楽しみたい。
本格機はメンテナンスに手間がかかる点が悩み。粉の飛び散り、抽出後の掃除が日常的には面倒。家族が使いこなせないため、自分専用になっている。
生活空間と調和しつつも、抽出時に“職人的な集中”を演出できる機能美。動作がスムーズで、直感的に使えるセミオート型。デザイン的にも妥協のないプロダクト。
デロンギ「ラ・スペシャリスタ」を使用中。満足しているが、抽出時の清掃や電源の立ち上がり時間が気になっており、将来的には「マルゾッコ Linea Mini」を検討中。