かたつむりの手

ナノ分類
天然毛歯ブラシ(豚毛や軟毛など天然の素材で作られている歯ブラシ)
ミニ分類
歯ブラシ
新商品の特徴・新しさ

天然毛をうねるような螺旋状に配列し、歯と歯ぐきを“つかむように”磨く新発想。優しくも確実に汚れをかき取る感覚で、低圧でもしっかり磨ける省力設計。

新商品のポイント

これまでの商品は“真っ直ぐな毛並み”だったがこの商品では“らせん状の毛並み”で汚れを絡め取る。力を入れずに磨けることがポイントである。

新商品の仕様

ねじれ豚毛/再生樹脂ハンドル/コンパクトヘッド/2色展開

新商品の機能

・汚れを絡め取るらせん形状 ・省力での高洗浄力 ・グリップ性高いハンドル ・エコ素材で環境配慮 ・敏感な口内でも刺激少なめ

新商品の価格

990円(税込)

新商品の顧客体験イメージ

①軽く握ってサッと磨くだけ。 ②「えっ、こんなに汚れが落ちるの?」と驚くユーザー。 ③新しい毛並みに感動し、次の日からも使いたくなる。

新商品の販売チャネル

・無印良品/PLAZA/LOFT/ヨドバシカメラECサイト/Yahoo!ショッピング

新商品のヒット要因

・「握力いらず」の設計がシニア・病後回復者・育児中の親に人気。 ・デモ機を置いた販促が“新感覚体験”としてSNSで拡散。 ・名前のキャッチーさと物語性で記憶に残るプロダクトに。

SEEDER Pick
pick up
切り口

名前:長谷川 しのぶ(はせがわ しのぶ)

年齢:39歳

性別:女性(ノンバイナリー志向あり)

職業:ブックディレクター(個人事業)

年収:約430万円

家族構成:パートナーと二人暮らし(籍は入れていない)

居住地 / 出身地:京都府京都市左京区/石川県加賀市

①普段のライフスタイル:

朝は白湯と瞑想から始まり、日中は書店を回って企画書を書いたり打ち合わせ。夜は自宅で読書や湯船に浸かり、パートナーと自然派のワインを嗜む。香りや音に敏感で、毎晩の歯磨きも“儀式”の一環。

②趣味・関心:

銭湯文化の探訪(「さらさの湯」「嵯峨野湯」など)、詩や短歌(石垣りん)、オーガニックカフェでの人間観察。Instagramで「書店のPOP事例」を集めるのも好き。愛用アプリは「minne」。

③情報収集の仕方:

Instagramとnoteを毎日数回チェック。情報は五感で感じるように受け取り、レビューよりも“誰が”薦めたかを重視。平日はWebメディア「greenz」や「CINRA」をよく読む。

④平日の過ごし方

朝:白湯とコーヒー、パロサントを焚きながらnote執筆

昼:セレクト書店巡り、カフェで原稿書きや仕入れ調整

夜:軽い食事後、湯船→アロマ→読書→月光浴→歯磨き

⑤休日の過ごし方

朝:京都市内のモーニングスポットで朝食

昼:読書会参加、京都文化博物館の展示鑑賞

夜:早めに帰宅、手紙を書く、Herbal Teaと音楽で眠る

⑥好きな物:

中川政七商店の布製品、月兎印のポット、WELEDAの歯磨き粉、Tranquilityのハーブティー。ゆっくり丁寧な時間が過ごせる道具に惹かれる。

⑦消費行動の傾向:

「共感できる思想」や「時間を彩るプロダクト」に反応する。作り手の背景や世界観が見えるものに価値を感じる。値段より“関係性”で購入を決定することが多い。

⑧商品カテゴリに対するニーズ:

夜に心地よく使える静かな使用感。香りや手触りまで含めて心を落ち着かせ、寝る前の時間を豊かにしてくれるような、まさに“道具”としての歯ブラシを求めている。

⑨商品カテゴリに対するペイン:

市販の歯ブラシはプラスチック感が強く、夜に使うには音や刺激が強すぎて日常に馴染まない。見た目がビビッドすぎて洗面所に置きたくない点も。

10.商品に求める価値:

視覚・触覚・聴覚を刺激せず、空間と調和する落ち着いたデザイン。柔らかな磨き心地と静かな使用音、そしてパッケージに“詩的さ”があること。

11.現在どの代替商品で満たしているか:

「MARKS&WEB 木製ハンドル歯ブラシ」。雰囲気は理想に近いが、毛がナイロンでやや硬く、夜の使用に不快感がある。