湯けむり日記

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入浴剤温泉タイプ(温泉の効果をうたった入浴剤)
新商品の特徴・新しさ

日替わりで異なる温泉地の香りと成分を楽しめる7日分セット。毎日異なる“旅先気分”が楽しめる没入型入浴剤で、視覚・嗅覚・触覚すべてを刺激する演出が新しい。

新商品のポイント

これまでの商品は一種類の温泉成分を再現するだけだったが、この商品では毎日違う温泉地を模した香りと成分が体験できる。旅行気分を味わえるところがポイントである。

新商品の仕様

容量:25g×7包 容器:個包装袋 形状:粉末タイプ 成分:炭酸水素ナトリウム、香料、温泉地鉱物粉末

新商品の機能

・7種類の温泉地を再現した香りと色彩 ・美肌・保湿・血行促進成分をブレンド ・気分に合わせた入浴体験をサポート ・紙パッケージで環境配慮

新商品の価格

1,980円(税込)

新商品の顧客体験イメージ

①仕事終わり、疲れた顔の女性が「今日はどこ行こうかな」と箱を開ける。 ②“別府の香り”を湯船に溶かし、浴室に湯けむり演出が広がる。 ③「まるで旅館みたい!」と笑顔でくつろぐ。

新商品の販売チャネル

['LOFT', '東急ハンズ', 'Amazon', '楽天市場', '温泉旅館内売店']

新商品のヒット要因

['・“おうち旅行”ブームと親和性が高く、自宅で非日常を体験できる点が話題に。', '・SNSで“本日の温泉地”としてシェアされやすく、口コミで拡散。', '・成分だけでなく、演出や香りに地域性を持たせた点が新しいと評価された。']

SEEDER Pick
切り口

pick up

名前:山口 芽依(やまぐち めい)

年齢:32歳

性別:女性

職業:地方公務員(市役所広報課)

年収:430万円

家族構成:独身・一人暮らし

居住地 / 出身地:富山県高岡市 / 新潟県十日町市

① 普段のライフスタイル

朝は地元の「ボン・ジュール高岡店」でクロワッサンとカフェラテを購入後、徒歩で市役所に出勤。昼休みは『無印良品』の文房具コーナーで癒され、退勤後はNetflixで韓国ドラマを1話視聴。夜は“バスタイムが主役”で、入浴剤とアロマを日替わりで変えながら湯船に浸かるのが習慣。週末は地元の『越中万葉の湯』に通い、実家の母と合流することもある。心身のリセットが生活の軸になっている。

② 趣味・関心

週末の楽しみは“ご当地温泉地のパンフレット収集”と、各地の旅館ブログのチェック。好きな温泉地は大分の「明礬温泉」で、いつか泊まりたいのは『界 別府』。また、文房具へのこだわりが強く『ハイテックCコレト』で色を変えて日記をつけている。韓国のスキンケア『CNP Laboratory』や地元食材を使った簡単レシピも研究しており、Instagramで“癒しの暮らし”をテーマに投稿している。

③ 情報収集の仕方

Instagramを中心に「#一人旅」「#温泉女子」「#癒しグッズ」で毎日1時間ほど情報をチェック。お気に入りのアカウントは『温泉まんぞくログ』と『湯巡りびと』で、保存機能を多用して入浴剤選びの参考にしている。YouTubeでは『おふろ女子部』を週に2回視聴し、SNSと連携したECで商品の購入も行う。紙媒体では『LDK the Beauty』も定期購読し、自宅でゆったり読むことが習慣化。

④ 平日の過ごし方

朝:7時に起床後、カフェで朝食を取りながら『NHKおはよう日本』でニュースを確認。徒歩で通勤。

昼:同僚と市役所近くの『カフェふらっと』でランチ。Xで温泉の話題を検索。

夜:入浴剤を選び、20分の入浴タイム。湯上がりにスチームアイマスクを使用し、23時に就寝。

⑤ 休日の過ごし方

朝:9時に起床し、Spotifyで“Japanese Morning”プレイリストを流しながら掃除・洗濯。

昼:『万葉の湯』で湯に浸かり、併設の食堂でとろろ蕎麦を楽しむ。読書時間も。

夜:湯上がり後に母と電話。バスローブを羽織って抹茶ミルクを飲みながら手帳を整理する。

⑥ 好きな物

和風旅館の浴衣柄、書き心地の良いMDノート、桜モチーフの雑貨、CNPのプロポリスアンプル、成城石井のオリジナルスイーツ、Afternoon Teaのアロマグッズ、『界 出雲』の宿泊写真集、『星野リゾート』の旅館TVCM、『THE PUBLIC ORGANIC』のバスソルト、コメダの小倉トースト、そして、湯上がりのヨーグルトドリンク(明治ブルガリアのむヨーグルト)。

⑦ 消費行動の傾向

“ちょっと良いもの”を少しずつ、が信条。レビューをよく読み、無印良品・楽天・ロフトのランキングや特集を定期チェック。PayPayでの支払いが多く、ポイント還元も重視。月に1回、自分への「ごほうび」を名目に、入浴剤・スキンケア・文房具のいずれかを買う。SNS映えよりも、自分の生活にどれだけ“なじむか”を大事にしており、外観よりも中身重視の堅実消費型。

⑧ {商品カテゴリ}に対するニーズ

旅気分を味わえる入浴剤がほしい。香りや成分だけでなく「今日は○○温泉」とテーマがはっきりしていて、視覚やストーリーでも楽しめることが大事。できれば1セットに複数の温泉地が入っていて、ランダムに選べるワクワク感があると最高。湯色の変化や香りも“リアル温泉に近い”自然なものが良い。保湿や血行促進といった機能面にも妥協はしたくない。

⑨ 具体的なペイン

ほとんどの入浴剤が“温泉”をうたっていても、香りが強すぎたり、ただのバスソルトに名前だけつけたような印象を受ける。種類が少なく、ひとつ買うと飽きが来やすい。バスボム系は色が派手すぎて落ち着かないし、肌への刺激も心配。旅好きとしては、実際の温泉地の雰囲気をもっと感じたいのに、既存商品では「どこでもないお風呂」感がぬぐえない。

⑩ 【商品に求める価値】

“旅のしおり”のように、温泉地別の入浴体験を自宅で味わえる。視覚・香り・成分にストーリーがある設計が良く、入浴前の「今日はどこにしよう」が楽しみになる構成が理想。肌にやさしく、湯上がりにポカポカが続く仕様が望ましい。香りは強すぎず、旅館の浴衣のような安心感がある香調。環境にやさしいパッケージだと、さらに嬉しい。

⑪ 代替商品

『旅の宿』(クラシエ)を使用している。種類がいくつかあり、温泉名がついている点は魅力。しかし香りのバリエーションが少なく、入浴効果というより“おまけ”的に感じてしまう。また、1種類を繰り返し使うとすぐに飽きる。旅館のような重厚感はなく、あくまで“気分程度”のアイテム。もう少し没入感が欲しいと感じている。