ラジオの音声をリアルタイムで“文字化”する字幕表示機能付き時計ラジオ。難聴者や音声メディアに慣れていない層に向けた「読むラジオ」として、視覚と音で情報を得られるユニバーサル設計。
これまでの商品は耳で聴くことが前提だったが、この商品では音声を自動で文字起こしし、画面に表示する。視覚的にも内容を確認できるところがポイントである。
3.5インチ字幕ディスプレイ、ノイズキャンセラー内蔵マイク、USB-C給電、軽量ABS筐体。
・リアルタイム字幕表示(音声→文字) ・AM/FM/インターネットラジオ ・時刻・天気表示 ・音声読み上げ速度調整 ・字幕フォント調整 ・録音再生機能
11,500円
①補聴器のある祖母がラジオ内容を聞き取れず困る ②『まどべノート』が字幕表示して内容を一緒に確認 ③話題を共有できるようになり家族で会話が弾む
・Amazon ・イオンバリアフリーショップ ・東急ハンズ ・介護用品通販「スマイルケア」
・「ラジオを読む」という発想が新聞・教育現場で注目 ・難聴者への配慮と文字情報化が共感を呼ぶ ・バリアフリー家電として地域自治体でも導入
名前:田口 佳乃(たぐち よしの)
年齢:78歳
性別:女性
職業:無職(元・小学校教員)
年収:年金収入 約130万円
家族構成:一人暮らし(近隣に娘家族が住む)
居住地 / 出身地:群馬県前橋市 / 新潟県十日町市
①普段のライフスタイル
年齢とともに耳が遠くなり、最近はテレビやラジオの音声が聞き取りづらく感じている。朝は決まった時間に起き、NHKのラジオをつけながら家事をこなす。孫の送り迎えを頼まれることもあり、生活リズムは比較的整っているが、情報を取り逃す不安がある。
②趣味・関心
古典文学を読むのが日課で、図書館で借りることが多い。最近は俳句にも興味があり、新聞の投稿欄を眺めるのが楽しみ。また、NHKラジオの『文芸選評』は毎週欠かさず聴く。家では『大江戸骨董市』で買った古伊万里の皿を飾っている。
③情報収集の仕方
テレビと新聞が主な情報源。『上毛新聞』の文化面を丁寧に読む。最近は娘に教わったタブレットで『NHKラジオらじる★らじる』を使い、気になる番組を再生している。LINEは孫とのやり取り専用。
④平日の過ごし方
朝:ラジオで気象情報を確認しながら朝食、家事をゆっくりこなす
昼:近くのスーパーまで買い物、午後は読書やラジオを聞く
夜:ニュースを見てから俳句や日記を書く。23時前には就寝
⑤休日の過ごし方
朝:娘と孫が遊びに来るので、おにぎりや煮物を用意
昼:近所の文化センターの講座に参加、音読サークルも兼ねる
夜:録画した大河ドラマを見ながら、お茶を飲んでくつろぐ
⑥好きな物
文庫本、万年筆(PILOT)、季節の和菓子、レトロな家具、和紙の便箋。静かで落ち着いた空間が好きで、昭和のラジオ音声のような“味のある”音に愛着がある。
⑦消費行動の傾向
必要なものを長く使い続ける派。高価でも「目や耳にやさしいもの」には投資する。インターネットよりも、テレビや新聞広告から得た情報に基づいて購入する。
⑧商品カテゴリに対するニーズ
耳が遠くなってきた今、音だけに頼らない情報取得が必要。特にラジオ番組の内容を文字で確認できると安心感がある。音と文字、両方で内容を理解したい。
⑨商品カテゴリに対するペイン
声が早口のパーソナリティだと内容が追いつかない。ボリュームを上げると音が割れて聞きづらくなり、他人に迷惑をかけていないか心配になる。
10.【商品に求める価値】
音声を視覚化してくれることで、加齢による聞き取りづらさを補い、安心して情報を得られる。家族とも話題を共有しやすくなるような視覚サポート機能が望ましい。
11.現在どの代替商品で満たしているか
『radiko』をタブレットで使用しているが、文字情報がなく聞き逃すと不便。録音機能はあるが、早送りが面倒で内容を読みたいと思ってしまう。
・「ラジオを読む」という発想が新聞・教育現場で注目 ・難聴者への配慮と文字情報化が共感を呼ぶ ・バリアフリー家電として地域自治体でも導入