つながる時計台

ナノ分類
時計付きラジオ
ミニ分類
ラジオ
新商品の特徴・新しさ

複数台の時計付きラジオをWi-Fi連携で同期させ、家族や離れて暮らす相手と“同じ時間”を感じられる共鳴型モデル。メッセージ読み上げ機能と連動し、ラジオ越しに温もりを届ける。

新商品のポイント

これまでの商品は単体使用が基本だったが、この商品では遠く離れた家族と時間・音を共有できる。声メッセージが届く機能もあり、つながりを感じられるところがポイントである。

新商品の仕様

Wi-Fi対応、3インチ液晶、音声読み上げ機能、最大4台まで同期可能、USB充電式。

新商品の機能

・Wi-Fi接続による時間同期 ・音声メッセージ送受信機能 ・AM/FMラジオ ・天気・気温表示 ・おはよう/おやすみ通知設定 ・アラーム設定・遠隔ON/OFF

新商品の価格

13,800円

新商品の顧客体験イメージ

①一人暮らしの娘に寂しさを感じる父親 ②『つながる時計台』から娘の声で「おはよう」が届く ③同じラジオを聴きながらつながりを感じる朝

新商品の販売チャネル

・Amazon ・家電量販店(ビックカメラ) ・蔦屋家電 ・無印良品ネットストア

新商品のヒット要因

・「見守り×音声メッセージ」が高齢者・単身層に支持 ・家族の絆を感じられる設計が新聞やTVで取り上げられ話題に ・SNSで“親子の共有ラジオ”として拡散

SEEDER Pick
切り口

pick up

名前:和泉 正則(いずみ まさのり)

年齢:66歳

性別:男性

職業:定年退職後、地域の防災ボランティア

年収:年金収入 150万円

家族構成:妻と2人暮らし、娘は東京在住

居住地 / 出身地:山口県宇部市 / 福岡県久留米市

①普段のライフスタイル

妻と2人で静かに暮らしており、朝は畑仕事、午後は図書館で新聞を読む。夕方は町内のパトロールをし、夜は妻と一緒に夕食。遠く離れた娘や孫のことが日々気にかかっており、毎日連絡があるわけではないため、日常にさりげないつながりを求めている。

②趣味・関心

地域防災の勉強をしており、『防災士教本』を繰り返し読んでいる。NHKの『ためしてガッテン』や『ドキュメント72時間』を録画して観ている。最近はスマホで『ラジオNIKKEI』を聴きながら庭いじりをするのが習慣。孫の写真をLINEで受け取るのが何よりの楽しみ。

③情報収集の仕方

スマホは娘に設定してもらったiPhoneを使用。LINEで週に数回娘と連絡を取り、Facebookで友人の近況を確認。ラジオはほぼ毎日NHK第一を聴き、新聞は『中国新聞』を購読。夕方のニュースも欠かさず見る。

④平日の過ごし方

朝:庭の手入れと家庭菜園の水やり、ラジオを聴きながら朝食

昼:図書館で新聞を読み、喫茶店で妻と昼食

夜:テレビとラジオでニュース、娘や孫の話をしながら就寝

⑤休日の過ごし方

朝:道の駅に行き、新鮮な野菜を買って帰る

昼:妻と温泉へ。車内でラジオを流しながらドライブ

夜:録画した番組を見ながらラジオをBGMに夕食を取る

⑥好きな物

真空管ラジオ、カリモクの木製家具、無印良品のスリッパ、トクホのお茶、象印の加湿器。使い慣れたものや、長く使える物を大切にしている。

⑦消費行動の傾向

買い替えは極力せず、機能と信頼性を重視して選ぶ。ネット通販はあまり使わず、実物を見てから購入することが多い。娘にすすめられた商品には比較的関心を持ちやすい。

⑧商品カテゴリに対するニーズ

遠くにいる娘と孫の気配を日常的に感じられるような仕組みがほしい。電話は気を使うが、短い音声や同じラジオを聞くような“ゆるい共有”ができると嬉しい。

⑨商品カテゴリに対するペイン

一人でラジオを聴く時間が長く、ふとした時に孤独を感じる。話題を共有できる人がいないと、情報が流れていくだけになる。娘からの連絡がない日は特に空虚さを感じる。

10.【商品に求める価値】

物理的な距離はあるけれど、時間や体験を共有できるようなラジオがあれば心強い。挨拶だけでも「今日は声が聞けた」と思える設計が望ましい。

11.現在どの代替商品で満たしているか

LINEボイスメッセージを受け取るが、娘が忙しいと音信が途絶える。『SONY ICF-B99』のラジオを使っているが、通信機能がなく、連絡性には欠ける。