うたたねパウダー

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バスソルト(ソルトタイプの入浴剤)
新商品の特徴・新しさ

“粉雪”のような非常に細かい粒子が舞う新感覚パウダーバスソルト。溶けながら舞い落ち、湯中で視覚的にも癒し効果を演出。ふんわりと包まれる湯体験。

新商品のポイント

これまでの商品は粒状か固形だったがこの商品では粉状で空気中にふわっと舞う。お風呂が幻想的な空間になるのがポイントである。

新商品の仕様

100g/缶、超微細ソルトパウダー。ベビーパウダー製造技術を応用し粉体均一性を確保。

新商品の機能

- 舞い落ちる演出で癒し誘導 - 微細粒子が毛穴に入り温浴効果UP - 無香料/フローラル選択可 - 粉タイプで溶けやすい

新商品の価格

1,000円。粉末加工ラインを流用し、品質とコスト両立。

新商品の顧客体験イメージ

1. 缶を開けるとふわっと香り付きの粉が舞う。 2. 湯中で粉雪のように降り注ぎ幻想空間に。 3. 湯上がりの肌はしっとり、笑顔の時間。

新商品の販売チャネル

- ロフト - 東急ハンズ - Amazon - ドラッグストア各社 - 自社EC

新商品のヒット要因

- “粉雪入浴”のワードが話題化 - 優しい感触と演出が癒しとして注目 - 香り控えめ層への新選択肢

SEEDER Pick
切り口

pick up

名前:上野 玲奈(うえの れいな)

年齢:47歳

性別:女性

職業:中学校の国語教諭

年収:670万円

家族構成:夫と2人暮らし(子どもなし)

居住地 / 出身地:岡山県津山市 / 愛知県岡崎市

①普段のライフスタイル

平日は朝6時に起床し、弁当と朝食を作ってから8時前に出勤。授業・学級指導・部活指導を終えて帰宅は19時頃。夕食後は1時間ほど湯船に浸かるのが日課で、読書や思考の整理の時間としている。香りや照明を落として、脳を“鎮める”ように意識。休日は地元の書店や自然豊かな里山で過ごし、SNSでは読書記録や四季の風景を共有する。湯の静けさが一番の贅沢。

②趣味・関心

日本文学と短歌が好きで、石垣りんや俵万智の作品に影響を受けている。Instagramには、風景写真と共に自作短歌を添えて投稿。読書会「ことばの会」に月1回参加し、最近は漢詩も勉強中。地元のカフェ「風ノウタ」がお気に入り。香りは森林系・白檀・ヒノキなどの和精油を愛用。BGMは坂本龍一、Enya、Nujabesなど、静かで余白を感じる音楽が好き。

③情報収集の仕方

新聞は『朝日新聞』と『日本経済新聞』を購読し、文化面や生活欄を精読。SNSはInstagramとX(旧Twitter)を週5日以上チェック。フォローしているのは文筆家や写真家、図書館司書など。YouTubeでは「中田敦彦のYouTube大学」を週1回視聴。NHK文化センターのオンライン講座にも参加し、学びと癒しを同時に求める情報収集スタイル。

④平日の過ごし方

朝:6時起床、夫の朝食と弁当準備後、コーヒーと新聞を読んで出勤。

昼:学校で給食。休み時間には図書室で新着図書を確認。

夜:19時帰宅、夕飯と家事を終えた後、21時から静かな入浴タイム。

⑤休日の過ごし方

朝:7時起床、近くのカフェで朝読書(文庫本+ハンドドリップコーヒー)。

昼:図書館または市外の書店を巡る。自然公園で散歩と短歌創作も。

夜:20時からお風呂でパウダー入浴+ストレッチ、香りで気分を切り替える。

⑥好きな物

手紙、インク(PILOT色彩雫シリーズ)、和の香り、季節の草花、文庫本。無印良品の寝具やアロマオイルは愛用歴10年以上。香りは杉・柚子・白檀など“和”に近いもの。好きな映画は『小さいおうち』『めがね』など静かで内省的な作品。文具はLAMYやデルフォニックス。湯船に浮かぶ静けさや、舞う粉雪のような入浴剤に癒される時間が何よりも大切。

⑦消費行動の傾向

ブランドよりも“体験の質”を大切にする消費傾向。肌に優しい、持続可能、香りが自然といったキーワードに反応しやすい。購入はロフト、無印良品、オーガニックショップを中心に、ネットではフェリシモや北欧、暮らしの道具店を利用。パッケージデザインよりも、効能とコンセプトを読み込んで選ぶ。ギフトにもなる商品を好む。

⑧商品カテゴリに対するニーズ

お風呂の時間を“静けさと整え”の場にしたいので、視覚や聴覚、触覚にやさしく働きかける設計が理想。湯中に粉が舞うなどの“柔らかい動き”や、肌に溶け込むようなテクスチャが欲しい。香りは強すぎず、草木や和精油ベース。温まったあとにぐっすり眠れるよう、精神を整える要素も重視している。

⑨商品カテゴリに対するペイン

刺激が強すぎる商品が多く、香りや色が人工的すぎて“癒されない”。粒が肌に当たって違和感を覚えることもあり、粉末状で肌になじみやすいものが欲しい。香りが長時間残るのも苦手で、程よい時間で自然にフェードアウトする商品が少ない。視覚的な演出があっても“派手すぎ”で浮世離れしてしまう傾向。

10.商品に求める価値

お湯に入れると“粉雪”のようにふんわりと舞い、浴室全体が穏やかな空間に変わる。香りは森林や白檀系で、しっとりと肌になじむ感覚があると理想。湯上がりに肌が柔らかく、布団に入ると自然にまぶたが落ちる、そんな“うたた寝導入装置”のような役割を期待している。派手さではなく繊細さが価値。

11.代替商品

現在は「クナイプ グーテナハト バスソルト(ホップ&バレリアンの香り)」を使用。香りと効能は良いが、塩の粒子が気になってしまうことがある。「無印良品 入浴剤・ひのき」も常備しているが、香りが単調で飽きが来る。粉末でふわっと広がるような、視覚も感覚もやさしく整える製品にはまだ出会えていない。