しっぽブラシ

ナノ分類
犬用お絵描きセット
ミニ分類
犬用玩具
新商品の特徴・新しさ

犬のしっぽに装着する筆状の安全ブラシ。振ったり動くたびに偶発的なタッチでキャンバスに色がつく。犬の動きと創造性がそのままアートになる、運動と遊びを兼ねたお絵描き体験を提供。

新商品のポイント

これまでの商品は「静止状態で描かせる」だったがこの商品では「動きながら描ける」ようにした。犬の自然な動きがそのまま“線”になる点がポイントである。

新商品の仕様

容量:水性インク3色、容器:ペン型+しっぽ用バンド、形状:耐水マット付きセット

新商品の機能

- しっぽに柔らかく固定可能 - 振るとインクがキャンバスに付着 - 洗えるマット付き - 動きの軌跡を可視化

新商品の価格

3,200円(税込)

新商品の顧客体験イメージ

Step1:しっぽにブラシを装着 Step2:遊びながらキャンバスを歩く Step3:抽象アートが自然に完成

新商品の販売チャネル

- オンライン:楽天市場、b8ta、ヴィレヴァン - オフライン:無印良品、アートギャラリーカフェ

新商品のヒット要因

- アート×ペットという新ジャンルで話題に - 子どもと一緒に楽しめる遊び道具としてヒット - “偶発性アート”として展示イベント展開も

SEEDER Pick
pick up
切り口

名前:佐久間 翠(さくま みどり)

年齢:22歳

性別:女性(Xジェンダー)

職業:アート系大学生(現代美術専攻)

年収:90万円(奨学金・アルバイト含む)

家族構成:実家暮らし、両親、弟、犬(柴犬・名前:ほたる)

居住地 / 出身地:富山県高岡市 / 富山県高岡市

普段のライフスタイル

地元の芸術大学に通いながら、夕方はカフェギャラリーでバイト。通学は自転車で、帰宅後はほたると毎日決まった川沿いを散歩する。大学の課題制作では、植物や動物の自然な痕跡や偶発性をテーマにした作品を多く制作。作品の一部にほたるの毛や足跡を用いたこともあり、犬との共作に関心を持っている。

趣味・関心

表現としての「痕跡」に興味があり、昔の図形楽譜やチャンス・オペレーションの技法を参考に制作を続けている。尊敬する作家は草間彌生と塩田千春。最近は『Switch』誌のアート特集や、東京都現代美術館のオンライン企画をチェック。アナログと身体性にこだわりがあり、「かわいいだけじゃないアート」に惹かれている。

情報収集の仕方

Instagramの@fragment.draw や @animal_motion_trace など“動物とアート”の発信アカウントを毎日1時間ほど閲覧。Pinterestで「motion-based dog art」「尾 movement expression」などのタグを保存。大学のSlackでは教授推薦の論文PDFや『美術手帖』の記事を読んで議論。

平日の過ごし方

朝:ほたると散歩後、自作のおにぎりを持って大学へ。

昼:制作室で課題作品の下絵や実験。昼食は学食かカフェで済ませる。

夜:バイト後に帰宅。散歩中の発見をスケッチブックに描いてから就寝。

休日の過ごし方

朝:近くの古道具屋やホームセンターを探索。材料集め。

昼:部屋で即興制作。ほたるの動きを観察してメモを取る。

夜:ほたるの動画を見返しながらZINEの構成案を練る。

好きな物

くすみカラー、乾いた質感の紙、ミニマルな画材(オルファのカッターや無印の水彩)。音楽は坂本龍一やCicada。コーヒーは「無印良品」のカフェインレスを愛飲。ほたるには「natural balance」や「Add.Mate」のシンプルおやつを与えている。

消費行動の傾向

“唯一無二”に価値を感じ、量産型デザインには手を出さない。代用品が利かないと思えば高くても購入。ECよりもクラフトマーケットや地元店舗を重視し、素材感や温度のある商品に惹かれる。サステナブル素材にも敏感。

ペルソナの具体的な犬用お絵描きセットに対するニーズ

「ほたる自身が描いた」と言えるような、犬の動きが反映された作品を残したい。アート作品として展示できる“痕跡の美しさ”があるツールが理想。制御されすぎない、偶然性を引き出す道具が求められる。

ペルソナが抱える犬用お絵描きセットに対する具体的なペイン

既存の商品は「かわいさ」や「イベント感」に寄りすぎていて、自己表現の道具としては物足りない。足跡だけでは表現の幅が狭く、もっと「運動」と「身体」が表現に影響を与える設計が欲しい。道具自体が目立ちすぎても嫌。

  1. 【商品に求める価値】欲しいと思う犬用お絵描きセットの具体像
  2. 犬がしっぽや体を自由に動かすことで紙に触れられる仕組み。描画行為を“身体の延長”として捉えられ、偶発性を含みながらも美しく仕上がる構造が理想。作品がそのまま展示やZINEに活用できるアーカイブ性も重要。

  3. 現在どの代替商品で10を満たしているのか
  4. 「DAISOの絵の具セット」と「IKEAのデスクロール紙」で即席作品制作を試みているが、しっぽや体の動きが活かせず、制作の導線に無理がある。偶発性の“美的再現”が不十分で道具としての不満が残る。